映画:銀翼の奇術師〜その後対談〜







コ「快斗………てめぇオレに化けるとはいい度胸じゃねぇか…!」
K「今はまだキッドですよv名探偵」
コ「んな事聞いてるんじゃねぇ!!」
K「怒った顔もキュートですねvv」
コ「喧嘩売ってんのか!?」
K「滅相も……あ、もしかして妬いてるんですか?
  私が彼女にキュートって言ったり、手の甲にキスしたりとかしたから」
コ「誰が妬くかぁぁ!!」
K「そんなに恥ずかしがらなくても、嬉しいですよvv」
コ「だからっっ妬いてねぇっつてんだろ!」
K「はいはいv」
コ「〜〜〜っっっ〜〜〜」
K「でも私がキュートだと思ってるのも、キスしたいのも名探偵だけですよ?」
コ「だから、そうじゃなくて……っ」
K「違うんですか?私は名探偵一筋なのに……貴方は浮気ばかりですからね;;」
コ「だから、話の論点が……」
K「だって、どうせ飛行機が落ちるなら、愛する人に傍にいて欲しいじゃないですか」
コ「てめぇ飛行機落とす気だったのか!?」
K「万が一ですよv名探偵の腕は信じていましたから」
コ「いや、そんな信じられても……実際、お前がいなきゃやばかったし…」
K「なら、ご褒美くださいよ」
コ「………は??」
K「だ・か・らvご褒美vv」
コ「何を言ってやがる……とうとう気が狂ったか?」
K「失敬な、狂ってませんよ。ほら唇でいいですからv」
コ「出来るかっっ!!大体、なんでオレがそんな事!!」
K「……けちですね」
コ「そういう問題じゃないだろっ」
K「酷い……私、頑張ったのにっ……」
コ「女声で言ってもダメだ」
K「ビルの屋上では引っかかってたじゃないですか」
コ「う……」
K「ほらほらvご褒美くださいよ♪」
コ「だから、なんでオレが……」
K「私がキスしたいのが名探偵だけだからですよv」
コ「てめぇの好みなんかしるかっっ」
K「全く……強情ですね、我が姫君は…
  ビルの中ではあんなに子供っぽくて可愛らしかったのに……w」
コ「〜〜〜〜あれはっ仕方なかったんだよ!」
K「可愛かったですよvもう少しで、その場で押し倒してしまうところでしたからv」
コ「さらりと爆弾発言をしたな………」
K「ね、ご褒美v」
コ「オレのイメージを下げていったくせに……」
K「あはは♪名探偵のクールビューティーは私では表現しきれなかったんですよv」
コ「ほぉ……嘘を付け、貴様っ」
K「それは私の事を認めてくださっている、と言う事ですよねv」
コ「…っ」
K「嬉しいです名探偵vでも、あの妃弁護士の声もお上手でしたよv」
コ「褒められても嬉しくない……」
K「まぁまぁ、ところでご褒美くださいってばv」
コ「断る!」
K「う……私は左腕まで犠牲にしたのに……」
コ「…っ…」
K「あの後、痛い腕引きずって中森警部を呼びに行ったんですよ……」
コ「……」
K「はぁ…かなり頑張ったつもりなんですけどね……」
コ「わーったよ!!すれば良いんだろすればっっ」
K「本当ですか!?」
コ「……目閉じてろ」
K「はい♪」



カシャン



K「…………は?」
コ「中森警部〜こっちこっち!」
K「ちょ、あの、名探偵!?」
コ「どうしたんだよ、怪盗キッド?」
K「これは……あの……それよりご褒美…」
コ「手錠だよ、みりゃわかるだろ。ま、監獄には面会に行ってやるよv」
K「ひ、ひどい……っっ」
コ「当然だろ?」
K「いくら名探偵といえども、これはないでしょう!?」
コ「オレが、お前を捕まえるのは当然だろ。暴れると左腕が痛むぞ?」
K「わかってるなら外してくださいよっ」
コ「嫌だね」
K「あ、悪魔だ……まるで人魚だ……寧ろ女王様か……」
コ「妙なもんに例えるなっ」
K「…あぁん女王様ぁvv」
コ「気色の悪い声をだすなぁ!!!」
K「☆っ!何も蹴ることないじゃないですかぁ」
コ「はぁはぁ……絶対に中森警部に突き出してやる…」
K「……あまり、私の前で他の人間の名前を出さない方がいいですよ?
  嫉妬で何をしでかすかわかりませんからv」
コ「……(なんか悪寒が;)……」
K「ほら、今だって押し倒したくてしょうがないんですよ?」
コ「貴様は盛りのついた獣かっっっ」
K「まぁ、大差ありませんが」
コ「……否定しろよ、少しは」
K「事実ですからv貴方がご褒美をくだされば治まりますよv」

……

K「え???」
コ「…なんだよ、不満か?」
K「い、いえ…そんな事は……(まさか本当にしてくれるとは思わなかった;;)」
コ「嫌なら、もうしないぜ?」
K「そんな事ないですっ、すごく嬉しいです」
コ「そうか…じゃあオレは警察呼んでくるかな」
K「そうはいきません」
コ「………え?」
K「捕まえたvもう逃がしませんよ♪」
コ「な、離せっっ!てめ、手錠どうやって抜けたんだよ!?」
K「脱出マジックは私の十八番ですが?」
コ「〜〜〜離せ!!」
K「攻守逆転のようですねvさて、お返しに何をしましょうか……」
コ「〜」
K「そんな可愛い反応をされると、この場で食べてしまいたくなりますよ?」
コ「この、変質者がっっっ」
K「失礼なっ心底名探偵を愛しているだけですよ」
コ「治まるんじゃなかったのかよ!?」
K「治まってましたよ?ついさっきまでv」
コ「詐欺だ……」
K「あはははは♪」
コ「絶対に監獄にぶち込んでやる……!」
K「それは困りますねぇ……って、いっ!?」
コ「へぇ…よくかわしたな」
K「麻酔銃…やってくれますね」
コ「油断大敵だぜ?」
K「全くですね……」
コ「な!?」
K「大丈夫、ただの煙幕ですよ」
コ「けほけほ…何処だ!?……っ!」
K「ほら、これでもう逃げられないでしょう?貴方用の手錠ですから」
コ「てめぇ!!」
K「ああ、ほら、暴れたらダメじゃないですかっアザになってしまいますよ?」
コ「なら外せ!!」
K「ちょっとの辛抱ですから、我慢してくださいね」
コ「な………っ!」
K「さ、行きましょうかvv私の隠れ家へ」
コ「離せ〜〜〜!!!人さらい!!!」
K「生憎、恋人が我が儘だから仕方がないんですよv」
コ「そういう問題じゃ……!!」
K「それでは、行きますよ。しっかり掴まっていてくださいね」
コ「こらーーー!!!」
K「ちゃんとみなさんには病院に搬送したと伝えておきますからv
  夜はこれからですよ♪」






fin




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